DMG森精機 CDP2024 気候変動分野で最高評価の「Aリスト企業」に初認定
2025年02月24日
DMG森精機が、このほど国際環境非営利団体CDPによる調査「CDP2024」において、 気候変動分野での情報開示と取り組み成果が高く評価され、最高評価である「Aリスト企業」に初めて認定されたと発表した。
同社は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ目標」を掲げ、排出削減の取り組みを推進している。自家消費型太陽光発電やCO2フリー電力などの再生可能エネルギーの導入、鋳造工程への電気炉の導入、廃却機や機械加工時の切りくずを回収し鋳物原材料として再利用する資源循環など、様々な取り組みを実施している。
同社では、現在推進中のマシニング・トランスフォーメーション(MX)についても、生産プロセスの工程集約、自動化、DX 化により、顧客の生産性向上、中間在庫の削減やオペレーター不足の解消、温室効果ガスの削減に寄与するものであり、こうした取り組みと実績が、今般の気候変動分野での高評価につながったものと考えている。
水セキュリティ分野においても、水リスクの把握と管理体制、取り組みが評価され、昨年に引き続き、 リーダーシップレベル「A-」の評価を獲得した。
同社では、「MXの推進をはじめ、工作機械事業の深化を追求することが、気候変動というグローバルな課題に貢献するものと考えております。今後もさらなる技術革新と生産性向上を追求し、持続可能な社会の実現向けて積極的に取り組んでまいります。」としている。
↓同社のサステナビリティへの取り組みについて↓
https://www.dmgmori.co.jp/corporate/sustainability/