2025年1月分工作機械受注総額は1161.5億円

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2025年1月分の受注実績は以下の通り。

 2025年1月分工作機械受注総額は、1,161.5億円(前月比△18.8% 前年同月比+4.7%)となった。受注総額は、内外需共2割弱の前月比減少で2カ月ぶりの1200億円割れ。前年同月とほぼ同水準で総じて横ばい圏内の動き。

 内需は320.0億円(前月比△19.9% 前年同月比+4.6%)で、年末年始の営業日減や補助金待ち等の影響もあって、2カ月ぶりの350億円割れ。主要業種を中心に勢いは依然弱く、底這い状態。

 外需は841.5億円(前月比△18.4% 前年同月比+4.7%)で、2カ月ぶりの850億円割れ。前月の反動減もあるが、欧州は弱含み。一方、アジアは中国やインドを中心に堅調持続。

 1月の受注はほぼ前年並みの受注も受注業種や国・地域に違いが見られ、まだら模様の状況。今後の動向を注視。

1月分内需

 320.0億円(前月比△19.9% 前年同月比+4.6%)。

 ・2カ月ぶりの350億円割れ。
 ・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比3カ月連続増加。
 ・営業日減や補助金待ち等の影響もあって、前月比減少も総じて横ばい圏内の動き。


(出所:日本工作機械工業会)

1月分外需

 841.5億円(前月比△18.4% 前年同月比+4.7%)

 ・2カ月ぶり850億円割れ。
 ・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比4カ月連続増加。
 ・季節要因で前月の反動減が見られたが、状況に大きな変化は見られず。


(出所:日本工作機械工業会)

 

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