DMG森精機 「健康経営銘柄」に2年連続、「健康経営優良法人 ~ホワイト500~」に3年連続で認定

DMG森精機は、このほど健康経営に優れた上場企業として昨年に続き2年連続で、経済産業省と東京証券取引所による「健康経営銘柄2025」に選定された。同銘柄は社員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定するもの。また、経済産業省と日本健康会議により3年連続で、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する「健康経営優良法人2025」の大規模法人部門「ホワイト500」にも認定された。
現在、会社の安定した事業運営と持続的な発展成長にとって、社員が心身ともに健康であることは必要不可欠とされているが、同社は、2018年に12時間勤務間インターバルを義務化、2019年に全社員に人間ドック方式の各種がん検診を含めた健康診断を個人負担額なく導入、2020年に敷地内全面禁煙化を実現し、さらに健康管理増進センターを設立した。
2021年に「DMG森精機 健康経営宣言」を発表し、順次、社内健康データの見える化、ラインケアのヘルスリテラシー向上を目的とした管理職のためのWebinar研修の開始、要二次健診者の追跡や服薬アドヒアランスの確認、40歳未満有所見者に対する保健指導、運動・栄養教室の開催などを継続して実施している。
最近では、血圧対策と食生活の見直しの啓発のための「毎月17日は社内昼食の全メニュー減塩デー」を開始、「女性の健康とワーク・ライフバランスに関する実態調査」に基づき「生理休暇」日を有給化、介護離職者予防の取組みも始めるなど、より組織的で系統的な取り組みを展開している。また、世界各国の拠点事業所で栄養バランスのとれた昼食を提供している。
同社では今後も経営理念に掲げる「よく遊び、よく学び、よく働く」を体現する社員の意欲的な働きに期待するとともに、会社をあげて組織的な健康増進施策を推進することにより、社員が高いワーク・エンゲイジメントを持ちながら、健康に個々の能力を発揮できるよう取り組んでいく方針。