日立建機ザンビア、再生工場の拡張式典を開催
2025年07月22日

日立建機ザンビア(本社:ザンビア共和国ルサカ、社長=齋藤伸彦氏)は、6月5日、再生工場の拡張に伴い記念式典を開催した。記念式典にはザンビア共和国(以下、ザンビア)のハカインデ・ヒチレマ大統領をはじめ、政府関係者、顧客、パートナー企業など約200名を超える来賓が出席した。
ザンビアは銅やコバルトなどの豊富な鉱物資源に恵まれており、これらの資源採掘が盛んに行われている。資源開発の進展により、今後も鉱山機械の需要の増加が見込まれる。

日立建機ザンビアは、ザンビア最大の大規模銅鉱山をはじめとする鉱山会社の顧客向けに、鉱山機械および建設機械のアフターサービスやコンポーネントなどの再生事業を行っている。また、官民連携プロジェクトへの参画を通じて、ザンビアでの建設機械オペレーターの育成に積極的に取り組んでおり、さらに、顧客の鉱山現場でのフル電動ダンプトラックの実証試験も継続的に行うことで技術革新も推進している。
再生工場の拡張は、2016年以来今回が2回目となる。今回は従来の敷地面積と同規模の20,000㎡の敷地を新たに確保し、再生部品の保管倉庫とエンジン再生ワークショップを新設した。ザンビアやザンビア周辺国の顧客の大型受注により、機械の稼働台数がさらに増加する見込みに伴い、機械の保守・メンテナンスや再生部品のニーズの高まりにも対応していく方針。