DMG森精機 国連グローバル・コンパクトへ署名 参加企業に登録

 DMG森精機(社長=森 雅彦氏)は、このほど、国際連合が提唱する「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名し、2025年7月18日に参加企業として登録されたと発表した。同時に、UNGCに署名する日本企業などで構成される「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン (GCNJ)」に加入した。

 UNGCは、国連と民間(企業・団体)が手を結び、健全なグローバル社会を築くための世界最大のサステナ ビリティイニシアティブです。参加する企業・団体は、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野における 10原則に賛同し、トップ自らのコミットメントのもと、その実現に向けて努力を継続することが求められている。

 同社は、これらの原則に賛同し、企業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指すとし、今後は、GCNJの活動にも積極的に参加し、他の参加企業・団体との連携を深めながら、ESG(環境・社会・ ガバナンス)への取り組みを一層強化していく方針。

 なお、国連グローバル・コンパクト(UNGC)の4分野10原則は以下の通り。

■人権
 1.企業は国際的に宣言されている人権の保護を支持・尊重し、
 2.自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである

■労働
 3.企業は、結社の自由と団体交渉の実効的な承認を支持し、
 4.あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
 5.児童労働の実効的な廃止を支持し、
 6.雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである

■環境
 7.企業は、環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、
 8.環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
 9.環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである

■腐敗防止
 10.企業は、強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである
 

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