オーエスジー セラミックス・ガラス加工用超硬ドリル「DIA-MXD」を発売

 

 オーエスジーがこのほど、セラミックス・ガラス加工用超硬ドリル「DIA-MXD」を発売した。

 半導体製造装置・光学部品・電子部品などに使用されるセラミックスは高硬度で割れや欠けが発生しやすいうえ、高精度が要求されるうえ、セラミックス加工では、工具寿命のばらつきや突発的な工具の折損、工具の短寿命などの課題がある。「その主な要因は突発的なコーティング層の剥離による急激な摩耗進行である。」と同社。

 こうした加工現場の課題を受け、同社がこのほど発売した「DIA-MXD」の特長は、セラミックス・ガラス加工に最適化した刃先形状と耐摩耗性に優れるHDGコーティングと高い密着性を可能にする新開発の超硬合金との組合せでコーティング層の剥離を防止し、安定した高い耐久性を実現することである。これにより生産性コストを削減する。

 ラインナップはφ0.05~φ2。
 

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