日本工作機械販売協会 東部地区忘年懇親会を開く

意気込みを示す豊田地区委員長

 日本工作機械販売協会(会長=高田研至 井高社長)東部地区(地区委員長=豊田直樹 兼松KGK専務)が12月9日、KKRホテル東京(東京都千代田区大手町)で忘年懇親会を開いた。

 第一部は、日本プロキャディー協会副代表理事の清水重憲氏を講師に迎え、『「優勝請負人」と呼ばれるプロキャディー』をテーマに講演会が開かれた。

 懇親会であいさつに立った豊田地区委員長は、「昨今、日中関係が過熱した状況になっており、我々のビジネスにどのような影響を与えるか心配な状況だ。本年の日工会(日本工作機械工業会)の数字は内需が弱含みだが、外需に引っ張られ12月を盛り上げて当初の予定を達成するのではないかと見込まれている。最近、中部地区でも自動車関連の設備も動いきたと聞いている。東部地区は半導体関連、電子部品関連、自動車産業が弱含みなので、皆様ご苦労されているとは思うが、皆様のお力をお借りして、なんとか内需を盛り上げていきたい。」と意気込みを述べた。

前向きな姿勢を示す高田会長

 続いて、高田会長が、「10月はメカトロテック、先月は国際ロボット展が開催され、製造業が盛り上がった。本年は外需が約15%アップ、内需は厳しい1年だったと思うなかで、来年は、中部圏内の自動車メーカーが前向きに設備投資計画をされていると聞いている。また、航空宇宙、防衛産業はまだ継続的に良いようで、ここ数年見込めるという話を聞いた。半導体関係の投資などは来年の秋頃には回復してくるということで、間違いなく来年は良い年になるだろうと期待している。」と前向きな姿勢を示した。

 乾杯の発声はオークマの藤井秀樹 営業本部副本部長が行った。宴もたけなわの頃、散会した。

 

 

 

 

 

 

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