DMG森精機 欧州最大フロンテン工場にトレーニングセンタを開設 ~若手育成と未来を見据えたスキル強化~

テテープカットの様子 (左から右へ)当社取締役Alfred Geißler / 当社取締役Irene Bader / バイエルン州欧州・国際問題担当首相府大臣Eric Beißwenger 氏 /DMG森精機 取締役社長 森 雅彦 氏 / フロンテン市長 Alfons Haf 氏 / DMG MORI Pfronten GmbH Managing Director Cornelius Nöß氏

 

開所式の様子

 DMG 森精機株式会社(以下、DMG MORI)は、欧州最大の開発・生産拠点であるフロンテン工場(ドイツ・バイエルン州)で開催中のオープンハウスにて、現地時間2月2日にトレーニングセンタの開所式を行った。

 同センタは3フロア、約4,500 ㎡の規模からなり、最新技術、自動化、デジタル化に重点を置いた最先端の設備、プロジェクトルームが整備されており、最大150名の研修生を受け入れ可能である。実践的かつ柔軟に活用できる設計となっており、継続的な学習を支援する環境を整えている。

トレーニングセンタで技術を磨く若手技術者

 同社は、若手人材の育成と専門性の強化に力を注いでいるため、今回のトレーニングセンタの設計には、現在在籍する研修生も積極的に参画した。高水準の研修プログラムを維持しつつ、継続的に改善を図り、将来の製造業を担う若手人材を育成し、主体的に成長できる環境づくりを目指している。これは、工業国ドイツにおけるイノベーションと競争力の基盤を支える重要な取り組みでもあるとしている。

 DMG MORI Pfronten GmbH のManaging Director、Cornelius Nöß(コーネリウス・ヌス)氏は、「新しいトレーニングセンタの開設は、次世代のための場を創出するという強い意思表示だ。若い世代こそが未来を形づくる存在。彼らは新しい発想やデジタルスキル、技術や持続可能なソリューションに対する自然な親和性を備えているからこそ、彼らが自信を持って業務に取り組み、変革を主体的に推進できるよう、必要な準備を整えることが何より重要だ。革新的な技術、実践的な学習環境、そして機械工学への情熱を持って若い人材を支援していく。」と述べている。

 また、開所式に出席されたバイエルン州欧州・国際問題担当首相府大臣のEric Beißwenger(エリック・バイスヴェンガー)氏は「バイエルン州は、イノベーション、パフォーマンス、そして持続可能な成長を象徴している。今回、最先端のトレーニングセンタが開設されたことにより、DMG MORI が未来をどのように切り拓いていくのかが明確に示された。テクノロジーと教育こそが、私たちの経済的未来を支える基盤。質の高い職業教育は、若者に最良のキャリアの展望を提供し、企業にとって将来の技能人材を確保する。DMG MORI のような世界的マーケットリーダーが、ここフロンテンでバイエルン州、ドイツ、そしてヨーロッパの未来に向けた投資を行うことは、この地域全体にとって非常に力強いメッセージです。」と述べた。

 現在、DMG MORI では、44か国に13,500名を超える社員が製造業向けのトータルソリューションの開発を推進しており、その約3分の1の社員がドイツ国内で働いている。フロンテン工場は、欧州最大の生産拠点であり、研究開発の重要な拠点としての役割も担っている。5 軸加工と工程集約に強みを持ち、100年以上の経験を持つ同工場では、50種類以上の機械を生産している。

 「機械の未来は、それを開発し、操作し、そして未来を思い描く“人”から始まる。」と同社はコメントしており、今回フロンテン工場に開設されたトレーニングセンタは、〝明日の産業界を支える次世代への投資〟と位置付け、若手人材が業界を未来へ導く力となるよう、今後も積極的に支援を続けていく方針。
 

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