ファイバーレーザマシン3機種のラインナップを拡充、正式受注を開始 アマダ
アマダは、ファイバーレーザ加工機「REGIUS-AJe」「ENSIS-AJe」「VENTIS-AJe」の各シリーズのラインアップを拡充し、本年4月から正式受注を開始した。
今回の拡充では、ハイエンドモデル「REGIUS-AJe」に最大26キロワットの超高出力発振器を搭載可能としたほか、「VENTIS-AJe」には長尺材に対応する6.2メートル×2.5メートルの大型仕様を追加し、加工領域の拡大と生産性向上を図った。
一般的なファイバーレーザ発振器は複数のレーザモジュールの光ファイバーを束ねて出力を高めるが、結合時にビーム品質が低下する課題があったことを受け、同社はモジュール自体の高出力化を進め、最大15キロワットのシングルレーザモジュールを開発。高輝度なシングルモジュールを独自の「高輝度維持合波」技術により、ビーム品質を維持したまま最大26キロワットまでの高出力化を実現した。
さらに、材料や板厚に応じてビーム形状を制御する「ENSISテクノロジー」を各レーザモジュールに搭載し、個別制御を可能としたことで、多様なビームプロファイルの生成に対応。これにより、中厚板の無酸化切断(クリーンカット)の高速化や軟鋼の加工可能板厚の拡大を実現した。切断面の品質向上により、溶接や塗装など後工程への影響低減にも寄与する。
また、独自のビーム制御技術「LBC Locus Beam Control:軌跡ビームコントロール」」を搭載した「VENTIS-6225AJe」を新たに追加し、長尺材加工の効率化にも対応した。
板金加工業界では人手不足が深刻化し、技能継承や生産性向上が課題となっている。同社はレーザ開発で培った技術を生かし、製造現場の生産革新と新たな価値創出を目指す。
■ラインナップ一覧
(今回追加された箇所は下線)
*ENSIS-3015AJe単体仕様は除く



