工作機械のキーコンポーネンツ「turnMASTER」、「turretMASTER」、「ERGOline X」安心の5年間保証を開始 DMG森精機
2026年04月27日
DMG森精機は、同社製工作機械の一部キーコンポーネンツについて、2026年4月の工場出荷分から保証期間を5年間に延長する。対象は従来の主軸「MASTERシリーズ」の3年保証を拡充するもので、製品の安心・安全性の向上を図る。
同社はこれまで、品質向上と安定供給の実現に向けて主軸やボールねじなどの内製化を推進。工程集約や自動化を軸とするMX(マシニング・トランスフォーメーション)により、機械の停止時間を削減し、無人運転の拡大を進めている。
こうした中、稼働率の向上に伴い、加工精度を左右するキーコンポーネンツの品質重要性が一段と高まっている。内製化による技術蓄積と迅速な改良体制が、今回の長期保証の実現につながった。
5年保証の対象は、ターニング主軸「turnMASTER」、刃物台「turretMASTER」、ヒューマンマシンインタフェース「ERGOline X」。
「turnMASTER」は高剛性と耐久性を備え、同社の次世代ターニングセンタ「NLX 2500 2nd Generation」に搭載。高性能エンコーダの採用によりC軸位置決め精度を高め、高精度加工を実現する。
「turretMASTER」はBMT(ビルトインモータ・タレット)により発熱や振動を抑制し、高いミーリング性能と加工精度を両立。
「ERGOline X」はタッチパネルとハードボタンを融合した操作系で、防塵・防水構造を備え、手袋着用時でも操作性と視認性を確保している。
機械は長期間使用される製品であることから、同社は今後も内製化を軸に品質向上を図るとともに、他のキーコンポーネンツについても順次保証期間を延長する計画。さらに、工作機械本体の保証期間についても現行の2年間からの延長を目指す。



