2026年3月分工作機械受注総額は1,934.7億円 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2026年3月分の受注実績は以下の通り。

 2026年3月分工作機械受注総額は、1,934.7億円となった。受注総額は4カ月連続の1,400億円超え、前年同月比では9カ月連続増加。過去最高の受注額となった(2018年3月期の1828.6億円を更新)。

 内需は504.7億円(前月比+35.8% 前年同月比+2.5%)で、42カ月ぶりの500億円超え。前月比は2カ月連続増加、前年同月比は3カ月連続の増加。

 外需は1,430億円(前月比+30.5% 前年同月比+40.4%)で、前月比は3カ月ぶり増加、前年同月比では18カ月連続増加。外需として、6カ月連続の1,000億円を超え、過去最高の受注額(2025年12月の1,187.4億円を更新。

 3月の工作機械受注は内外需とも前年⽐でプラスと堅調に推移している。3⽉期が年度期末、第1四半期末にあたるとはいえ、特に外需が好調な受注額であった。先⾏きは、内需では政策的⽀援効果が⾒込まれ、外需も持続的かつ更なる設備需要の伸⻑を期待している。

受注額の月別推移

(出所:日本工作機械工業会)

3月分内需 504.7億円(前月比+35.8% 前年同月+2.5%) 
 

 内需総額は、504.7億円(前月比+35.8% 前年同月比+2.5%となった。

 内需総額は前月比、前年度同月比ともに増加と堅調な推移。3月期としては4年ぶりの500億円超えとなった。主な需要業種のうち自動車は引き続き低調ながらもやや上向きの傾向が見られる。今後の見通しとして、厳しさが続く現状から政策措置による強い回復に期待したい。

 ・⼀般機械は、需要が⼀進⼀退で推移。今後は老朽機更新と生産性工場に向けた政策措置に期待。
 ・建設機械は期末効果も相まって12カ月ぶりに16億円超え。今後の持続に期待。
 ・⾦型は、3カ⽉ぶりの15億円超え、前⽉⽐、前年同月比ともに20%を超える増加と好調。
 ・⾃動⾞向けは、前月比で2カ月連続増加も、明らかな年度末効果は見られずやや低調に推移。低⽔準ながら、一部車種での能増投資(含む新車対応投資)が散発的に続き、今後に期待。


(出所:日本工作機械工業会)


3月分外需(1,430.0億円 前月比+30.5% 前年同月比+40.4%)

(出所:日本工作機械工業会)
 
 外需総額は1,430.0億円(前月比+30.5% 前年同月比+40.4%)となった。

 前⽉⽐は3カ⽉ぶり増加も、前年同⽉⽐では18カ⽉連続の増加、加工最高額の受注となった。外需は、国際情勢の不透明感が払拭されないなかでも、欧米の投資喚起策効果と、アジアで投資が持続し、増勢は続いている。

 ・⼀般機械は、3カ⽉連続300億円を超え、2025年後半から堅調な推移が持続。
 ・⾃動⾞は、前⽉⽐で2カ月ぶり、前年同⽉⽐では14カ⽉連続増加し、8カ⽉連続200億円超え。
 ・電気・精密は、3カ月ぶり、前年同月比では5カ月連続増加し、高い水準で推移。
 ・航空・造船・輸送⽤機械は、前月比3か⽉ぶり、前年同月比2カ月ぶり増加も2カ月連続の100億円割れ。

① アジア
 アジア計は、歴代最高の750億円超えとなった。(2026年1月の618.5億円を更新)
 ・東アジアは、5カ⽉連続400億円超え、過去最高の562億円(2026ねん1月の494.9億円を更新)
 ・中国は、5カ⽉連続350億円超え、過去最高の513.5億円(2026年1月の433億円を更新)
 ・その他アジアは11カ⽉連続の100億円超え。
 ・インドは初めて100億円を超え、歴代最高の116.6億円(2025年3月の98.2億円を更新)

② 欧州
 欧州計は、3カ月ぶりの200億円超え。
 ・ドイツは3カ月ぶりの40億円超え。
 ・イタリアは10カ⽉ぶりに30億円超え。

③ 北米
 北米計は歴代最高の430.6億円(2025年12月の414.6億円を更新)
 ・アメリカは歴代最高の受注額(2025年12月の345.8億円を更新。
 ・メキシコは2カ月ぶりの20億円割れ。



(出所:日本工作機械工業会)

 

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