日本ロボット工業会 2026年4~6月期 マニピュレータ ロボット統計 受注・生産・出荷実績まとまる
ロボット工業会がこのほどまとめた2026年4月~6月期のマニピュレータ ロボット統計 受注・生産・出荷実績は次のとおり。
■業況
2026年4~6月期は、受注額が対前年同期比40.0%の増加、生産額が同24.3%の増加と、それぞれ大幅な増加となった。受注状況をみると、マニピュレーティングロボット、電子部品実装機ともに強い伸びを示し、受注額、生産額は3四半期連続で過去最高値を更新した。
出荷実績をみると、国内向けは前年同期の反動増となったものの勢いに乏しく、自動車製造業を中心に低調に推移した。輸出は電子部品実装用が旺盛な需要を背景に中国やタイ、ベトナムを中心としたアジア向けがけん引し、欧米向けでも大幅増となった。マテハン用や半導体用も堅調で、輸出額、総出荷額は四半期として過去最高となった。
地政学リスクが重層化し、需要環境の不安定さは強まっているものの、世界的な自動化需要やAI関連投資、各種政策等を追い風として、ロボット市場の更なる成長が期待される。
受注・生産・出荷の各状況は以下の通り。
■受注
・受注台数(台) : 57,695(前年同期比+19.3% 【8四半期連続の増加】
・受注額(億円) : 3,127(同+40.0%) 【8四半期連続の増加】
■生産
・生産台数(台) : 51,437(前年同期比+11.4%) 【6四半期連続の増加】
・生産額(億円) : 2,520(同+24.3%) 【7四半期連続の増加】
■出荷
・総出荷台数(台) : 50,768(前年同期比+12.2%) 【6四半期連続の増加】
・総出荷額(億円) : 2,577(同+24.1%) 【6四半期連続の増加】
―国内出荷台数(台): 7,722(同+7.3%) 【6四半期ぶりの増加】
―国内出荷額(億円): 383(同+3.7%) 【5四半期ぶりの増加】
―輸出台数(台) : 43,046(同+13.2%) 【6四半期連続の増加】
―輸出額(億円) : 2,194(同+28.5%) 【6四半期連続の増加】
■国内出荷内訳
電気機械産業向け
・国内出荷台数(台) : 3,277(前年同期比+30.6%) 【5四半期ぶりの増加】
・国内出荷額(億円) : 139(同+16.3%) 【5四半期ぶりの増加】
自動車産業向け
・国内出荷台数(台) : 1,684(前年同期比▲10.9%) 【6四半期連続の減少】
・国内出荷額(億円) : 82(同▲16.6%) 【5四半期連続の減少】
■輸出内訳
電子部品実装用
・輸出台数(台): 5,218(前年同期比+16.8%) 【9四半期連続の増加】
・輸出額(億円): 1,088(同+40.9%) 【9四半期連続の増加】
溶接用
・輸出台数(台): 7,124(前年同期比▼14.7%) 【3四半期ぶりの減少】
・輸出額(億円): 191(同▼11.4%) 【3四半期ぶりの減少】


