東陽テクニカがスイス連邦PRIAMUS SYSTEM TECHNOLOGIES AG社の国内総代理店に 「プラスチックの射出成形関連製品を提供」
2012年05月14日
東陽テクニカ(社長=五味 勝氏)は、プラスチックの射出成形関連製品で様々な特許技術を持つスイス連邦PRIAMUS SYSTEM TECHNOLOGIES AG社(プリアムス・システム・テクノロジーズ・エージー社)と日本国内における総代理店を締結し、このほど同社製品の国内取扱いを開始した。
プラスチックの射出成形技術は、自動車、医療機器をはじめとする様々な製品・部品の製造に欠くことができない。プリアムス社は、スイス連邦に拠点を持ち、射出成型関連製品を開発製造し、世界各国に販売している。これらは射出成形機の金型温度測定によるサイクルタイムの最適化を提供するため、温度センサを用いて射出されたプラスチックが温度センサに到達したタイミングを検出するとともに射出前後の金型温度差からサイクルタイムの最適化を実現する。また、温度センサによりプラスチックの充填状況を常時モニタ/フィードバックすることで、ショートショット(充填不足)やオーバーパック(過充填)トラブルを解決する。また、2種類以上の材料を射出する複合成形における二次材料の充填、金型の回転、ガス注入などのタイミング制御も自動化できる。
東陽テクニカは日本国内における同社製品の販売およびサポート等全ての業務をプリアムス社日本支店から引き継ぎ、充実した販売網並びに技術力でよりきめ細やかなサービスを提供していく。本年度1億円、2014年度末までに3億円の販売を目指すとしている。