9月分 産業機械受注状況および輸出契約状況

産業機械工業会がこのほどまとめた平成22年9月分の産業機械受注状況および輸出契約状況は以下のとおり。

9月の受注は4295億3100万円、前年同月比95.2%となった。
【内需】
内需は2877億400万円、前年同月比107.7%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比123.9%、非製造業向けは同98.8%、官公需向けは同99.8%、代理店向けは同107.5%であった。
増加した機種は、化学機械(前年同月比111.6%)、タンク(同220.2%)、プラスチック加工機械(同301.6%)、圧縮機(同156.7%)、送風機(同197.0%)、運搬機械(同131.6%)、変速機(同118.3%)の7機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(同97.9%)、鉱山機械(同82.2%)、ポンプ(同99.0%)、金属加工機械(同79.8%)、その他機械(同93.9%)の5機種であった。

【外需】
外需は、1418億2700万円、前年同月比77.1%となった。
プラントは3件、172億3800万円、前年同月比54.9%であった。
増加した機種は、ポンプ(前年同月比161.9%)、送風機(同108.4%)、運搬機械(同133.7%)、変速機(同112.1%)、金属加工機械(同289.1%)の5機種であり、減少したk種は、ボイラ・電動機(52.1%)、鉱山機械(5.1%)、化学機械(73.9%)、タンク(受注金額がマイナスのため、比率を計算できず)、プラスチック加工機械(97.4%)、圧縮機(99.4%)、その他機械(76.8%)の7機種であった。

●9月分産業機械輸出契約状況は以下のとおり。

9月の主要約70社の輸出契約高は、1329億1700万円、前年同月比76.4%となった。
プラントは3件172億3800万円、前年同月比54.9%となった。
単体は1156億790万円、前年同月比54.9%となった。
地域別構成比は、アジア54.7%、中東25.8%、ヨーロッパ5.5%、北アメリカ4.8%、アフリカ3.7%、ロシア・東欧2.1%となっている。

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