日本金型工業会 新会長に牧野俊清氏
2012年06月26日
日本金型工業会が6月7日、都内のホテルインターコンチネンタル東京ベイで第18回総会を開催し、新会長に牧野俊清氏(長津製作所)が就任した。
副会長は、加藤忠郎氏(東部支部長=日進精機)、鈴木政幸氏(中部支部長=三琇ファインツール)、三津江愿一郎氏(西部支部長=ミツエ・モールド・エンジニアリング)、小出 悟氏(小出製作所)、真鍋道孝氏(扶桑精工)。
総会では同工業会の“金型産業ビジョン”に触れ、「金型技術をコア技術とした新しいものづくり企業」を目指すための将来に向けた3つのキーワードとして①営業力(提案力)、②海外展開、③新たな分野への事業展開を掲げ、その3つのキーワードをサポートする新たなキーワード、④(グローバル)人材育成・人材確保、⑤技術研究開発を加えた。
この中であいさつに立った牧野新会長は、「工業会に多大な功績を残した上田前会長に深く感謝の意を表します。今後は工業会の健全化を図ると同時に、業界縮小傾向の現状で会費収入も激減していることから、団体運営のコスト削減に取り組んでいきます。ご協力のほどをよろしくお願いいたします」とあいさつをした。総会終了後、上田勝弘大垣精工社長(前金型工業会会長)の「金型人生50年から学び得たもの」をテーマに特別講演が行われた。
続いて懇親会が開かれ、関係者は親睦を図った。