超硬工具協会が平成24年度超硬工具協会賞表彰式並びに新年賀詞交歓会を開催

超硬工具協会(理事長=田中啓一氏)は1月10日、東京・丸の内の銀行倶楽で平成24年度超硬工具協会賞表彰式並びに新年賀詞交歓会を開催した。
受賞者は業界功労賞1名、技術功績賞13社17件、作業・事務・生産技術等の改善賞5社5件。

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http://seizougenba.com/node/2016

あいさつする田中理事長
あいさつする田中理事長
第一部の超硬工具協会賞表彰式では田中理事長からそれぞれの受賞者に賞状が授与された。
表彰式の終了後、新年賀詞交歓会が開催され、田中理事長があいさつした。
田中理事長は、「昨年の後半は会員企業各社の皆様にとって厳しい年だったと思われますが2013年は新たな気持ちで望んでいきたい。今年の5月は、世界切削工具会議が開催され、当工業会につきましても非常に重要な年になるかと思われます。昨年の12月に選挙が行われ、政権が3年ぶりに自民党になりましたが、翻ってみますと民間は過去、あらゆる環境変化に相当努力されて対応されたと思います。企業の底力、技術革新に取り組む姿勢は素晴らしいものがありますが、日々刻々と時間とともに技術も進歩しております。われわれが古いしがらみや人材不足等々で嘆いている暇はございませんので頑張っていきたいと思います」とあいさつをした。

須藤経済産業省産業機械課長
須藤経済産業省産業機械課長
来賓を代表して須藤治経済産業省製造産業局産業機械課長が、「昨年はわれわれも超円高による根こそぎ空洞化への対応を言わなければならない状態でしたが、本年は様々な形で突破口を見つけていかなければならないと思っています。5月に世界切削工具会議が開かれるとのことですが、国際的な取り組みやリサイクルの問題等にもいち早く取り組まれてきており、こうした努力が苦しい時代への突破口になっていくと思っております。われわれも私共の原点である皆様に気持ちよく稼いでいただくという事業環境をつくっていくことに邁進していく所存です。この6月にかけて産業競争力会議というのが開かれます。製造業の再生なくして日本経済の再生はないんだときっちり訴えていける場にしてきたい」と述べた。

続いて藤井裕幸副理事長の発声で乾杯した。

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