10月分産業機械受注状況および輸出契約状況

産業機械工業会がこのほどまとめた平成22年10月分の産業機械受注状況および輸出契約状況は以下のとおり。
10月の受注は2789億100万円、前年同月比91.2%となった。
【内需】
内需は1888億5900万円、前年同月比98.4%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比84.3%、非製造業向けは同125.3%、官公需向けは同98.5%、代理店向けは同97.8%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比187.0%)、鉱山機械(同205.7%)、タンク(同172.7%)、プラスチック加工機械(同204.6%)、圧縮機(同151.8%)、送風機(同524.2%)、変速機(同109.4%)、金属加工機械(同136.7%)の8機種であり、減少した機種は、化学機械(同76.5%)、ポンプ(同99.2%)、運搬機械(同85.3%)、その他機械(同52.6%)の4機種であった。
【外需】
外需は、900億4200万円、前年同月比79.0%となった。
10月のプラント案件はなかった。
増加した機種は、鉱山機械(前年同月比108.2%)、タンク(同400.0%)、圧縮機(同164.4%)、送風機(同359.5%)、運搬機械(同233.4%)、金属加工機械(同154.1%)、その他機械(同176.9%)の7機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(同38.8%)、化学機械(同88.4%)、プラスチック加工機械(同86.8%)、ポンプ(同66.5%)、変速機(同96.7%)の5機種であった。
●10月分産業機械輸出契約状況は以下のとおり。
10月の主要約70社の輸出契約高は、812億6800万円、前年同月比80.9%となった。
10月のプラント案件はなかった。
単体は812億6800万円、前年同月比80.9%となった。
地域別構成比は、アジア44.7%、南アメリカ16.3%、北アメリカ14.3%、中東13.1%、ヨーロッパ8.5%、ロシア・東欧1.6%となっている

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