振れが少なくトルクが高いコレットチャック セコ・ツールズ
2013年02月12日
セコ・ツールズの新しいコレットチャック「EPB 5672」 は高性能・高速加工に最適。
外径の 3 倍(3xD)、最大 50mm の長さの工具で最大振れ幅 3 ミクロンを実現する。これは、現在生産中止になっている前世代の D タイプ(5872)と比較して、40 %も小さくなっている。
「EPB 5672 」は、クランプ力を最大限に高め、コレットの全長に沿って工具シャンク全体に力を均一に分散するように設計されており、このため高性能の切削工具を実現している。また、工具がチャックから外れる危険性も少ない。
工具シャンクに高い圧力を均一にかけることができるのは、設計特性を組み合わせた結果であり、そのひとつが、クランプナットの強力な台形ねじである。これにより、コレットがポケットにしっかり押し込まれる。もう ひとつは、仕上げ面精度が非常に高いボディ、コレット、ナットで、その結果、伝達トルクが前世代のコレットチャックモデルよりも 3 倍向上した。また、ナットとボディの間には、まったく新しい機能も追加されている。
高精度の EPB 5672 コレットチャックには、さまざまなテーパがあり、サイズは 11 (1~7mm)、16R(1~10mm)、16 (1~10mm)、25 (2~16mm)、32 (2~20mm) の 5 種類。
各サイズとも、突き出しの長さをショート、ミディアム、ロングから選択できる。コレットは、従来型と密閉型がある。 (サイズ 11 の密閉型はない)。