「WorkNC V21」のマイナーバージョンアップ版をリリース セスクワ 

セスクワ(東京都港区)がこのほど主要製品であるWorkNC V21のマイナーバージョンアップ版をリリースした。WorkNCは、最新版のV21 よりマルチコア計算によるマルチコアCPUの活用や64bit OS対応による大容量メモリーの利用でCAMリードタイム(計算時間)の大幅な短縮を実現しているが、 マイナーバージョンアップしたWorkNC V21.07.1では、以下の機能が追加されている。

●複雑なチップ形状での対応
一般的な高送り工具は複雑なチップ形状となっているため、WorkNC内ではその形状を近似(疑似)Rとして設定していたが、その違いが更新されたストックモデルと実加工後の素材形状との差になっていた。WorkNC V21.07.1は、工具プロファイルとしてチップ形状を設定し、ストックモデルの更新時に使用できるようになった。これにより、WorkNC 内のストックモデルと実際の素材形状を近づけることが可能になった。

また、「工具プロファイル」機能を新たにサポートすることで、中荒加工工程において工具に優しい加工を行うことができるようになり、工具寿命延長等の効果が期待できる。

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