オーエスジーが第100回定時株主総会開催

オーエスジー(社長:石川則男氏、本社:愛知県豊川市)は、さる2月23日(土)午前10時から第100回定時株主総会を開催した。今回は100回という節目に相応しく完成間もない真新しいゲストハウスで行われた。
 
定刻、議長である大沢会長が開会を宣し、事業報告、計算書類等報告をしたのち、剰余金処分、取締役選任、役員賞与支給についてそれぞれ上程され、審議の結果、いずれも原案どおり承認可決した。
 
同社の事業の経過・成果については、欧州での金融不安、中国経済の減速や円高などの影響を受けつつも、売上高では840億8千3百万円(前期比3.9%増)、営業利益は139億5千4百万円(前期比13.4%増)、経常利益136億9千5百万円(前期比20.4%増)、純利益71億3千8百万円(前期比20.9%増)といずれも前期を上回った。

また、地域別売上高でみると、国内は590億3千万円(前期比6.3%増)、米州138億1千4百万円(前期比7.2%増)、欧州65億1千4百万円(前期比0.7%減)、アジア209億2千3百万円(前期比1.9%減)となった。

同社の今後の課題については、すでに中期経営計画において、グループの持続的成長と世界トップの穴加工切削工具メーカーとしての地位確保を目指し、次の拡大策に取り組んでいる。

1.重点顧客産業の拡大
主要ユーザーを自動車、金型、航空機に加え、エネルギー、建機、IT部品、塑性加工、精密加工、医療分野へと拡大して新たな受注を獲得する。
2.アジア市場での受注力の拡大
アジア地域に積極的に経営資源を投入し、生産能力の増強とともに、生産、営業、アフターサービスまでの一貫体制を拡充し市場ニーズへの対応力を強化して受注力を拡大する。
3.製品ラインナップの拡大
成長製品である超硬工具を主体に新たな製品群を追加することにより、総合工具メーカーならではのトータルソリューション力を強化する。

なお、恒例の総会関連行事として、新製品紹介、成長戦略についてプレゼンテーションが行われた。今回の成長戦略は「2013年の海外戦略」と題して、①韓国経済と韓国OSG ②中国リスクと事業展開 ③中南米経済報告(日系自動車産業のメキシコ進出ラッシュ)について約1時間にわたって説明があった。