「アクアドリルEXフラット」がより深い穴あけや適用被削材にシリーズを拡大! 不二越

不二越(社長=本間博夫氏)の「アクアドリルEXフラット」は、傾斜面への一発穴加工や、抜け穴のバリレスなど多機能性や耐摩耗性向上によりユーザーから好評だが、深い穴あけや深い位置の穴あけ、広範囲な適用被削材にシリーズを拡大している。

アクアドリルEXフラットレギュラ、ロングシャンク、オイルホール5D用など突き出し長さの長いドリルの使用にはガイド穴やセンタリングなどの前加工を推奨している。

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その一方で、加工箇所が深い位置にあるため前加工が難しい場合や工具交換、サイクルタイムに制約がある場合など、“工具1本による処理”の要望もあるとのこと。
つまり、切削条件の調整により前加工をそれらのフラットドリルでおこなう「セルフセンタリング」ができないかという要望である。

同社では傾斜面加工ではその状況に応じて、送り速度を下げてドリルの倒れを抑制させる調整方法を推奨していたが、ドリルの突き出し長さが長くなるレギュラ、ロングシャンク、オイルホール5D用の場合には、それだけでは穴拡大などの不具合は解消できないことがあった。そこで、回転数を下げて振れによる遠心力を小さくすることで、穴拡大が抑制されて安定した加工が実現、平坦面の食い付き時や傾斜面の加工時に回転数を下げた「セルフセンタリング」が可能なる。

●ロングシャンクの事例を紹介
S50Cの傾斜面への「セルフセンタリング」は、切削速度を20m/minまで下げ、回転当たりの送り量は従来通りとすることで可能となった。「セルフセンタリング」の間のステップ加工は、穴位置精度や穴曲がりを抑えるために有効である。

アクアドリルEXフラットロングシャンクのセンタリングはこちらをクリック↓↓
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アクアドリルEXフラットドリルシリーズカタログ PDF↓↓
http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/web/pdf/2237-5.pdf

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