「グローバル市場においてニッチトップ戦略を展開」東日本日立ツール会を開催
2013年06月09日
日立ツール(社長=田中啓一氏)が5月27日、東京LEVEL XXI(レベルトウェンティーワン)東京會舘で東日本の特約店・代理店を対象とした「東日本日立ツール会」を開催した。
田中社長があいさつ並びに業績報告を行った。この中で田中社長は、「主要顧客である自動車産業向けの工具需要は底堅く推移し、欧州やアジア地域などの海外の底堅い需要状況と、昨今の円安の状況もあり、海外は伸長したが国内の工具需要は低迷した状況が続いている」と説明した。同社は、新商品を軸に積極的な営業展開を図ったが、新商品投入が後半に偏ったことにより、前年度比5.0%減の経常利益は16億6600万円となった。

第二部の懇親会は山森哲朗山森社長の乾杯の発声でスタートした。
同社は、金型分野の国内トップシェアーを目指して、インサート「αボールプレシジョン:強S字」、「αボールプレシジョン:4枚刃」の新商品や高硬度材加工用工具を投入し、効率的な加工方法を提案するとしている。