ゼネテックが「Mastercam」の最新バージョン「Mastercam X7」をリリース!

ゼネテック(社長=上野憲二氏)は、このほど3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」の最新バージョンとなる「Mastercam X7」をリリースした。

今回の新バージョンでは、複数スピンドル・複数タレット搭載のマルチタスキングマシン用モジュール「Mill-Turn」や机上測定オプション「Productivity+」が追加になったほか、新しい切削シミュレーションの搭載、高速加工ツールパスにおける計算時間の大幅改善など機械性能をフル活用し、加工時間の大幅短縮を実現する数々の機能を追加した。

加工スピンドル・複数タレットを持つマルチタスキングマシンのツールパス作成に特化した新モジュール「Mill-Turn」だが、グラフィックを多用したわかりやすいインターフェイスにより、マルチタスキングマシンの機械特性を考慮した各種初期設定から切削・ミーリングのツールパス作成までを簡単に行う新機能。さらに、独自機能の「シンクロマネージャー」を活用することで、各タレットの同期設定や工具交換・アプローチなどの各種イベントをドラッグアンドドロップのみの簡単操作で設定が行える。製品価格は90万円で、Mastercam mill Level-3(マシニング用モジュール)+Lathe(旋盤用モジュール)+Solids(ソリッドモデリングオプション)上で動作する。

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