三菱マテリアルが“硬脆材加工用ドリル”ダイヤモンドコーティングシリーズ「DC-BSS」を標準化
2013年07月14日
三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏)は、三菱マテリアルが開発・製造する“硬脆材加工用ドリル”ダイヤモンドコーティングシリーズ「DC-BSS」を追加、このほど販売を開始した。
「DC-BSS」は、ファインセラミックスや石英ガラスなどの硬脆材料への穴加工する受注生産ドリルとして好評を博しているが、「DC-BSSを標準化して欲しい」というユーザーニーズに応えるために、今回DC-BSSを標準在庫品として販売することとした。
“硬脆材加工用ドリル”ダイヤモンドコーティングシリーズ「DC-BSS」の主な特長は以下のとおり。
① 硬脆材加工に最適な工具剛性重視の先端形状を採用。
② 当社独自のプラズマ化学気相蒸着(CVD)ダイヤモンドコーティングを適用し、超硬母材に対する高い密着性と優れた耐摩耗性を両立。
③ 従来ドリルでは加工不可能であった硬脆材の加工に最適。
④ ドリル径 0.1mm~2.5mmの標準在庫32サイズとドリル径0.05mm~3.0mmの受注生産30サイズを商品化。