コマツが中型ハイブリッド油圧ショベル「HB205-2」を新発売
2013年08月27日
コマツ(社長=大橋徹二氏)は、最新技術を随所に織り込み、オフロード法2011 年基準に適合した中型ハイブリット油圧ショベル「HB205-2」を10 月1 日から従来価格を据え置き発売する。新発売のHB205-2 は、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減し、日本(特定特殊自動車排出ガス2011 年基準)・北米(EPA Tier4 Interim)・欧州(EU Stage 3B)の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載している。加えて、機体のメインバルブ・油圧回路のロス低減、大容量高効率油圧ポンプや高効率作動油の採用等を行い、燃料消費量を当社従来機に比べ5%低減した。
また、落下防止用ハンドレールの新採用により、点検・整備中の落下を防ぐとともに、同じく新採用のID キーにより機械の盗難リスクを軽減し、安全性を高めている。機械モニタには鮮明で見やすい高精彩7 インチLCD モニタを採用し、エコガイダンス等の表示により省エネ運転のサポートも行う。
さらに、新車購入時に自動的に付帯される、国内で初めてパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れた、新たなサービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」の提供により、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献する。