ダイジェットが高硬度材加工用「フィニッシュ・ハードリーマ」、「チタン合金加工用チップ発売」開始!

ダイジェット工業(社長=生悦住 歩 氏、本社:大阪市平野区)が、このほど続々と新製品を発表している。今回、60HRC以上の高硬度材の穴仕上げが加工なリーマ「フィニッシュ・ハードリーマ」と、昨年10月から発売し、好評を博している刃先交換式工具「エアロチッパーALX/MAL形」に、チタン合金加工用チップ「材種JC5118」が追加ラインナップされた。

高硬度材加工用「フィニッシュ・ハードリーマ DH-FHR形」

60HRC以上の高硬度材の穴仕上げ加工が可能な「フィニッシュ・ハードリーマ DH-FHR形」の特長は、①高硬度材・高速加工向け新PVD被膜『DHコート』と高硬度材専用母材の組合せによる、新材種『JC6102』を採用、②高精度な真円度を実現、③右ねじれ角15度、④『シグマドリル・ハードDZ-DHS形』との組合せで、高能率・高精度な高硬度材穴あけ加工が可能――である。

●サイズと価格
・メーカー在庫:Φ6、Φ7、Φ8、Φ9、Φ10、Φ11、Φ12の7型番。価格はφ6 13,000~。

流通在庫品:メーカー在庫サイズの0.01ミリオーバー、0.02ミリオーバーサイズ14型番。

初年度販売金額は5,000万円を見込んでいる。

エアロチッパーにチタン合金加工用チップが追加!

昨年発売された「エアロチッパーALX/MAL形」に航空機産業で使用されるアルミ・チタン合金を高速・高能率に加工できる刃先交換工具に、「エアロチッパーチップ XOGT1605…PDER形(材種JC5118)」が加わった。この製品は、高精度な3次元ブレーカ形状のチップにより切削抵抗を低減、肩削りや溝削りだけでなく、ランピングやヘリカル等多機能な加工が可能。切り屑排出性に優れ、チタン合金加工においてもQ=32cc/minを達成している。高精度な本体設計で刃先精度も抜群で加工精度も良好。しかも本体は、高剛性・耐久性に優れたGボディを採用。チタン合金の肩削り、溝削り、ポケット、曲面、ヘリカル、座繰り加工に威力を発揮する。

●サイズと価格 
ホルダ
・エンドミルタイプ  ALX形  36,300円(Φ20)~
・フェースミルタイプ ALX形  73,200円(Φ50)~
・モジュラータイプ  MAL形  36,300円(Φ20)~
            
チップ
・XOGT1605…PDER形 材種JC5118  2,020円
コーナRサイズは、R0.4、R0.8、R1.2、R1.6、R2.0、R3.0、R3.2の7種類。

初年度販売金額はシリーズ全体で1億円を見込んでいる。

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