OKKがクラス最大級の高速性を誇る横形マシニングセンタ「HMC400」をリリース!

大阪機工(社長=井関博文氏)がこのほど最大級の高速性を誇る横形マシニングセンタ「HMC400」をリリースした。

今回の開発にあたって、「自動車や一般産業機械などの量産部品加工市場では、コスト削減が必須となっていますが、こうしたニーズに応えるために、一段と高速性を追求し、高能率加工を実現、コストパフォーマンスに優れた横形マシニングセンタ『HMC400』を新たに開発しました」としている。

このマシンの主な特長は以下のとおり。

①高速性の追求
FEM解析により移動体構造・質量を最適化することで、早送り速度63m/min、最大送り加速度1G、工具交換時間(CtoC)2.8秒を実現した。非切削時間を従来比約20%短縮し、生産性を向上する。

②生産性の向上
主軸には高速高剛性の4列組合せアンギュラベアリング、主軸モータには高トルクビルトインモータを採用することで、鉄系の低速重切削からアルミ系の高速切削まで幅広い加工
に対応が可能となった。

③加工エリアの拡大
最大ワークサイズφ630×高さ920とし、自動治具インターフェースにも柔軟に対応が可能となった。

④切屑処理の向上
天井シャワーとテーブル前後にコイルコンベア2基を標準装備しており、切屑堆積を防ぎ、切屑を速やかに機外に排出する。

⑤ECO対応
環境への負荷低減として、LED照明採用による省エネや送り駆動部のグリース潤滑採用による廃油削減などにも対応している。また、弊社独自のエコスリープ機能(機械待機状態でのチップコンベア、油圧ユニット、サーボモータの動力を遮断)により、待機時の消費電力を約35%削減できる。

販売目標台数は80台/年間。
販売予定価格は25,000,000円。

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