フランスの自動車産業クラスターがITS世界会議を機に来日

フランスの自動車関係の研究開発団体が10月14日から18日まで、来日し、そのノウハウとイノベーションをインテリジェントカー分野の日本の業界関係者に紹介する。フランスの自動車部門の4産業クラスター、ID4car、LUTB、MOV'EO、Véhicule du Futurが今年もまた力を合わせて、ITS世界会議の際に技術提携を目指したミッションを行う予定だ。

今回のミッションの目的のひとつは、クルマとクルマ、クルマとインフラ、人とクルマ間の通信分野におけるフランスの研究をアピールすること。同時に、日本の研究機関や産業クラスターと連携してプロジェクトを推進できる関係を築き、日仏間のパートナーシップを促進することにある。

これらの交流は、各産業クラスターの協力のもと、フランス経済・産業・雇用省(競争力・産業・サービス総局DGCIS)およびUBIFRANCE(フランス企業振興機構)によって開催され、早稲田大学との連携協力によるインテリジェント輸送システムに関するセミナーが中心となる。このセミナーは10月17日に同大学のキャンパスで開催され、ホンダ、マツダ、日産などの自動車メーカーからのパネリストが参加する。フランスの産学連携R&Dプロジェクトがこの機会に紹介される予定である。

なお、4クラスターは10月16日にITS世界会議にて日本の業界関係者と意見交換を行い、三菱自動車、トヨタ自動車など自動車メーカーとの交流も予定されている。

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