三菱マテリアルが三菱マテリアルツールズを吸収合併
2013年10月06日
三菱マテリアル(社長=矢尾宏氏)は、9月25日に開催した取締役会で連結子会社の三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏)を吸収合併すると発表した。
三菱マテリアルツールズは三菱超硬製品の国内販売を展開する同社の完全子会社。
吸収合併の狙いは、超硬製品事業が自動車産業の持続的な成長および航空機産業の急速な成長に伴い、切削工具の市場規模拡大が見込まれている状況下の中で、同社の超硬製品事業の国内及び海外販売部門を同社が一体的に運営することで顧客のサービス強化や、意志決定の迅速化と人材活用の効率化、ひいては同事業のさらなる成長と発展を図るためとしている。
三菱マテリアルを吸収合併存続会社とする吸収合併方式とするため、三菱マテリアルツールズは解散となる。合併に伴う新株式の発行や合併交付金の支払いは行わない。