9月分工作機械受注総額は1006.6億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた9月分の受注実績は以下の通り。
2013年月9月分工作機械受注総額は、1006.6億円(前月比+6.4%・前年同月比△6.3%)となった。内需の回復傾向が強まり、期末効果もあって、顕著な増加がみられたことから、受注総額は12カ月ぶりの1,000億円超。
【9月分内需】
422.6億円(前月比+19.4% 前年同月比+36.3%)。
■内需総額
・前月比は5カ月連続増加、前年同月比3カ月連続増加。
・2011年6月(416.9億円)以来27カ月ぶりの400億円超で、リーマンショック以降の最高額。
・回復のすそ野が広がりつつある中、年度上期の期末効果が強く表れたものとみられる。
① 一般機械 183.5億円(前月比+34.9% 前年同月比+49.3%)
うち金型 25.2億円(前月比+21.5% 前年同月比+52.5%)
② 自動車 118.0億円(前月比+2.8% 前年同月比+54.0%)
うち部品 84.3億円(前月比+11.0% 前年同月比+85.7%)
③ 電気・精密 32.6億円(前月比+32.3% 前年同月比△17.5%)
④ 航空機・造船・搬送用機械 23.6億円(前月比△24.2% 前年同月比+30.8%)
【9月分外需】
584.0億円(前月比△1.3% 前年同月比△23.6%)。
■外需総額
・前月比4カ月連続減少。前年同月比12カ月連続減少。
・2カ月連続の600億円割れ。
・主要3極では、欧州が増加したが、アジアは横ばい、北米は減少。
① アジア:235.0億円(前月比+0.1% 前年同月比△41.6%)
・東アジア:151.3億円(前月比△5.1% 前年同月比△49.8%)
〈中国〉:114.7億円(前月比+1.6% 前年同月比△57.6%)
・その他アジア:83.7億円(前月比+10.9% 前年同月比△16.9%)
〈タ イ〉:35.4億円(前月比+71.1% 前年同月比△23.2%)
〈インド〉:26.8億円(前月比+184.7% 前年同月比+49.4%)
② 欧州:134.7億円(前月比+25.9% 前年同月比+41.2%)
〈ドイツ〉:36.1億円(前月比+11.3% 前年同月比+18.1%)
③ 北米:199.5億円(前月比△16.3% 前年同月比△22.8%)
〈アメリカ〉:182.1億円(前月比△14.0% 前年同月比△21.4%)