NaITOが中間連結決算を発表

NaITOが(社長=南雲文彦氏)がこのほど平成26年2月期の中間連結決算(2013年3月1日~2013年8月31日)を発表した。

同社を取り巻く経済環境は、輸出、設備投資および鉱工業生産等において徐々に持ち直しの動きがみられ、全体としては緩やかな回復傾向を示した。しかしながら機械工具業界では、国内自動車生産が前年比マイナスの状況が続くなど、景気回復の実感を伴わないものとなった。 

このような状況下で同社は、中期経営計画「Change2013」の最終年度として、国内においては、設立60周年を記念した販促企画等により、切削工具の拡販に引き続き注力した。また、切削工具周辺分野である計測機器についても、専門組織として計測開発部を発足させ拡販に努めた。
一方、海外においては、NAITO VIETNAM (ベトナム)、藤中工具(中国)では、それぞれ現地スタッフを増員するとともに、SOMAT(タイ)でも出向社員を増強した。また、インドネシアにおいては、本格的な市場調査を開始した。

その結果、当中間期の売上高は174億50百万円(前年同期比8.8%減)、営業利益18百万円(同88.7%減)、経常利益1億70百万円(同48.8%減)、当中間期純利益92百万円(同56.7%減)となった。

なお、通期(2013年3月1日~2014年2月28日)業績見通しは、売上高365億円、営業利益1億35百万円、経常利益3億90百万円、当期純利益2億20百万円を見込んでいる。

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