ダイジヱット工業が連結中間決算を発表

ダイジヱット工業(社長=生悦住 歩氏)は、平成26年3月期の連結中間決算(2013年4月1日~2013年9月30日)を発表した。

当中間期におけるわが国経済は、円安効果により輸出環境が改善するなど緩やかな回復基調にあったが、欧州債務問題や中国経済の成長鈍化等、経済情勢を悪化させる要因が潜在しており、引き続き先行き不透明な状況で推移した。

このような情勢下で同社グループは、円安効果もあって輸出は微増となったが、国内向け販売が減少し、当中間期の売上高は前年同期比3.8%減の43億13百万円となった。

このうち、国内向けは前年同期比7.2%減の25億82百万円、海外向けは同1.7%増の17億31百万円で、地域別では、北米向けが同15.5%増の3億99百万円、西欧向けが同29.9%増の2億58百万円、アジア向けが同11.9%減の9億14百万円、その他地域向けが同33.8%増の1億58百万円となり、この結果、連結売上高に占める輸出の割合は前年同期に比べ2.1ポイント増加し40.1%となった。

製品別では、焼肌チップが前年同期比8.3%減の7億45百万円、切削工具が同0.7%増の29億25百万円、耐摩工具が同16.4%減の6億37百万円となった。

収益面では、受注の減少により生産性が低くなったことで、収益性は低下しており、当中間期の営業利益は前年同期比76.1%減の60百万円、経常利益が同65.0%減の71百万円、当中間期純利益が同66.2%減の44百万円となった。

なお、通期(2013年4月1日~2014年3月31日)見通しは、売上高88億50百万円、営業利益3億10百万円、経常利益3億円、純利益2億30万円を見込んでいる。

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