コマツが中型油圧ショベル「PC170LC-10」を新発売

コマツ(社長=大橋徹二氏)は、最新技術を随所に織り込み、オフロード法2011 年基準に適合した中型油圧ショベル「PC170LC-10」をこのほど発売した。

この製品は、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減したもので、日本(特定特殊自動車排出ガス2011 年基準)・北米(EPA Tier4 Interim)・欧州(EU Stage 3B)の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載している。機体のメインユニットを最適に制御するトータルビークルコントロール(機体総合制御)のさらなる進化により、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成し、燃料消費量を当社従来機に比べ10%低減した。

また、落下防止用ハンドレールの新採用により、点検・整備中の落下を防ぐとともに、同じく新採用のID キーにより機械の盗難リスクを軽減し、安全性を高めている。機械モニタには鮮明で見やすい高精彩7 インチLCD モニタを採用し、エコガイダンス等の表示により省エネ運転のサポートも行う。

さらに、新車購入時に自動的に付帯される、国内で初めてパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れた、新たなサービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」の提供により、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献する。

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