ユキワ精工がオールステンレスドリルチャックを発売

ユキワ精工(社長=酒巻和男氏)は、『錆に強く、しかもノングリス』のオールステンレスドリルチャックをこのほど新発売した。

ドリルチャックは、チャックハンドル(チャックキー)を使ってドリル、リーマなどの切削工具を簡単かつ安全に締め付ける3つツメ式のチャック。ユキワ精工のドリルチャックは、JIS B4634工作機械用ドリルチャック規格を上回る基準で製作しており、高精度なプロ用ボール盤、旋盤などで高精度な加工が可能。同社は1951年に日本でドリルチャックの製造を開始し、永年に亘る技術研究を進め、その高い精度、高品質、抜群の耐久力は広く世界に認められており、ドリルチャック世界3大メーカに数えられている。
特長は以下のとおり。

●オールステンレス
外観部品から内部の焼入れ部品まで、全てステンレスを使用している。従来のドリルチャックに比べ、錆びにくく、錆を嫌う環境でも安心して使用できる。

●ノングリス
他社のステンレスドリルチャックは把握力を確保するために、グリスを使用しているが、同製品は、ユキワ精工独自の永年に渡るドリルチャック製造のノウハウを生かし、ノングリスでも、高い把握力を有している。ノングリスなので、グリス漏れを嫌う医療現場や、食品製造現場でも使用できる。

●高品質
同社では日本で唯一JIS日本工業規格工作機械用ドリルチャック規格の認証を取得しており、この製品はJIS規格対象外だが芯振れ精度、把握力の基本性能において、JIS認証ドリルチャックと同等の性能を有している。

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