ヘッド交換式ドリル『DrillMeister』(ドリルマイスター)拡充 タンガロイ
2013年12月11日
タンガロイ(社長=上原好人氏)は、好評を得ているヘッド交換式ドリル『DrillMeister』(ドリルマイスター)のアイテムを拡充し、このほど全国で発売を開始した。
これまで、DrillMeisterは限定した工具径のみの設定であったが、今回、ドリルヘッドを工具径φ10.0-φ19.9mm(0.1mm間隔)、ボディをL/D=3&5まで拡充する。これによってより広範囲の穴あけ加工への対応が可能となる。
DrillMeisterは、小~中径の穴あけ加工で、高能率加工と抜群の加工穴精度を発揮するヘッド交換式ドリルである。DrillMeisterは、独自の自己拘束型クランプシステムの採用により、簡単で迅速なヘッド交換を可能にしている。これにより、工具交換時の工具長の計測や工具補正量の入力が不要で工具交換時間を大幅に短縮できる。さらにヘッドは小さな力で取付け・取り外しができ、必要に応じて機上での交換も可能で、取付け精度も非常に高い。
また、DrillMeisterには、専用の面取りホルダを設定しており、穴あけと面取り加工を同時に行うことができ、容易に工程を短縮することができる。また、各々専用のインサートを装着することで、30°、45°、60°面取り角度に対応できる。『DrillMeister』は、加工能率の向上だけでなく、工具交換時間の大幅短縮、再研削にかかわる費用をゼロにできるなど、トータルの加工コスト低減に大きく貢献する。