11月分工作機械受注総額は1017.6億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた11月分の受注実績は以下の通り。
2013年月11月分工作機械受注総額は、1017.6億円(前月比△0.4%・前年同月比+15.4%)となった。受注総額は3カ月連続の1000億円超。前月比は微減となったが、前年同月比は2カ月連続の増加で、回復が継続。内需は消費税増税前の駆け込み、各種政策の影響で増加傾向が継続するも、外需は横ばい圏内の動きが続く。今後の投資減税の影響や海外経済の動向等を注視。
【11月分内需】
416.1億円(前月比+7.6% 前年同月比+39.3%)。
■内需総額
・前月比2カ月ぶり増加、前年同月比5カ月連続増加。
・2カ月ぶりの400億円超で、9月に次ぐ本年2番目の受注額。
・回復のすそ野が広がりつつある中、着実な回復の動きが継続。
① 一般機械 171.4億円(前月比+17.0% 前年同月比+43.0%)
うち金型 28.0億円(前月比△3.6% 前年同月比+50.2%)
② 自動車 135.8億円(前月比+8.7% 前年同月比+36.7%)
うち部品 100.3億円(前月比+3.2% 前年同月比+80.4%)
③ 電気・精密 31.1億円(前月比△1.9% 前年同月比+21.6%)
④ 航空機・造船・搬送用機械 26.2億円(前月比+33.7% 前年同月比+171.7%)
【11月分外需】
601.6億円(前月比△5.4% 前年同月比+3.2%)。
■外需総額
・前月比は2カ月ぶりの減少だが、2カ月連続の600億円超。
・前年同月比は14カ月ぶりに増加へ転じる。
・主要3極は北米のみ前月比増加だが、全体敵に横ばい圏内の動きが継続。
① アジア:233.2億円(前月比△10.1% 前年同月比△26.0%)
・東アジア:163.0億円(前月比△2.0% 前年同月比△28.0%)
〈中国〉:124.5億円(前月比+1.0% 前年同月比△37.1%)
・その他アジア:70.1億円(前月比△24.5% 前年同月比△20.9%)
〈タ イ〉:26.1億円(前月比△46.4% 前年同月比△26.3%)
〈インド〉:18.1億円(前月比+71.7% 前年同月比△2.8%)
② 欧州:134.7億円(前月比△10.7% 前年同月比+28.2%)
〈ドイツ〉:45.6億円(前月比△8.4% 前年同月比+63.0%)
③ 北米:224.6億円(前月比+6.5% 前年同月比+46.8%)
〈アメリカ〉:187.8億円(前月比+5.6% 前年同月比+41.5%)