日立ツールが金型三次元形状部の仕上げ精度向上のための『アルファ ボールプレシジョンF形 ABPF形にSC,STタイプインサート』を追加発売!

日立ツール(社長=田中啓一氏)が、このほど『アルファ ボールプレシジョンF形 ABPF形にSC,STタイプインサート』を追加し発売した。刃先交換式のアルファ ボールプレシジョンF形ABPF形は、金型の仕上げ加工用途向けに販売をしているが、このABPF型用インサートとして先般発売した、強ねじれ刃形 (図2) のSFタイプは、金型の三次元形状部の仕上げ精度の向上と長寿命化が図れると評価も高く、強ねじれ刃形 (図2) プラ金型用のSCタイプと高硬度材用STタイプのインサートを新たに追加発売するに至った。既に発売済みのSFタイプと合わせると、プレス金型、プラスチック金型、高硬度材分野の全ての仕上げ加工に対応可能となる。
特長は以下のとおり。

(1)強ねじれ刃形
・切削抵抗低減によって、工具の振動を抑えることができ、仕上げ面性状・仕上げ精度が向上する。
・切削時の衝撃緩和により工具寿命が向上する。
・ネガ刃型を採用したSTタイプにおいても、強ねじれ刃形で低抵抗を実現した。
(同社従来品に対し50%削減)

(2)新コーテイングインサート PN08M
・耐摩耗性に優れると共に耐欠損性も高い超微粒子超硬合金素材と、AlCrSi系のマルチレイヤー構造で、密着強度、被膜硬度、耐熱性、耐溶着性を高めたPNコーテイングを組み合わせることで、プラスチック金型(炭素鋼、プリハードン鋼)の高速切削および高能率加工に性能を発揮する。

●価 格
インサート   
・材種:PN08M、ATH80D
・サイズ:ZDFG080-SC(φ8)~ZDFG300-SC(φ30)、  ZDFG080-ST(φ8)~ZDFG300-ST(φ30)
\ 6,164 ~ \ 10,301 (消費税込み)

■商品仕様
アルファ ボールプレシジョンF形 ABPF形 強ねじれ刃形インサート

★印:新商品の標準庫品。
●印:標準在庫品。   
※φ10以上のインサートは再研磨が可能。φ16以上では最大2回まで再研磨が可能。

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