12月分工作機械受注総額は1077.4億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた12月分の受注実績は以下の通り。
2013年月12月分工作機械受注総額は、1077.4億円(前月比+5.9%・前年同月比+28.1%)となった。受注総額は外需の増加が寄与し、4カ月連続の1000億円超。2013年最高額で前年同月比は3カ月連続の増加と回復が継続。外需は今月の増加要因を除いても、概ね緩やかな回復基調。内需も一服感がみられたが、回復傾向は継続。今後は海外経済や国内の各種政策、消費税前後の動きを注視。
【12月分内需】
367.2億円(前月比△11.7% 前年同月比+41.8%)。
■内需総額
・前月比2カ月ぶり減少、前年同月比6カ月連続増加。
・2カ月ぶりの400億円割れだが、5カ月連続で350億円超と堅調。
・回復のすそ野が広がりつつある中、着実な回復の動きが継続。
① 一般機械 149.4億円(前月比△12.9% 前年同月比+52.1%)
うち金型 23.4億円(前月比△16.4% 前年同月比+63.5%)
② 自動車 116.1億円(前月比△14.5% 前年同月比+63.5%)
うち部品 81.7億円(前月比△18.5% 前年同月比+41.9%)
③ 電気・精密 32.2億円(前月比+3.4% 前年同月比+52.0%)
④ 航空機・造船・搬送用機械 17.0億円(前月比△35.2% 前年同月比△5.9%)
【12月分外需】
710.2億円(前月比+18.1% 前年同月比+22.0%)。
■外需総額
・前月比は2カ月ぶりの減少だが、15カ月ぶりの700億円超。
・前年同月比は2カ月連続の増加。
・アジアでスポット受注が見られたほか、主要3極全てで前月比増加。
① アジア:322.2億円(前月比+38.2% 前年同月比+19.5%)
・東アジア:249.4億円(前月比+53.0% 前年同月比+26.3%)
〈中国〉:206.9億円(前月比+53.0% 前年同月比+31.9%)
・その他アジア:72.7億円(前月比+3.7% 前年同月比+0.8%)
〈タ イ〉:33.7億円(前月比+29.2% 前年同月比+33.0%)
〈インド〉:14.6億円(前月比△19.4% 前年同月比+13.7%)
② 欧州:145.2億円(前月比+7.8% 前年同月比+37.1%)
〈ドイツ〉:41.6億円(前月比△8.7% 前年同月比+106.1%)
③ 北米:224.7億円(前月比+0.1% 前年同月比+16.3%)
〈アメリカ〉:198.0億円(前月比+5.4% 前年同月比+19.8%)