タンガロイが ヘッド交換式ドリル「DrillMeister」(ドリルマイスター)フランジタイプを拡充

タンガロイ(社長=上原好人氏)は、このほど、ヘッド交換式ドリル『DrillMeister』(ドリルマイスター)に従来のストレートタイプに加え、フランジ付きボディの販売を開始した。

「DrillMeister」は、独自の自己拘束型クランプシステムの採用により、簡単で迅速なヘッド交換を可能にしている。また、工具交換はヘッドを付け替えるのみで、ツールホルダからのドリルボディの脱着や突出し量の調整が不要となることから、工具交換時間を大幅に短縮できる。さらにヘッドは小さな力で取付け・取り外しができ、必要に応じて機上での交換も可能である。

今回拡充を行うフランジ付きボディは、工具径φ10.0-φ19.9mm、加工深さL/D=1.5-8に対応し、様々な被削材での小~中径の穴あけ加工で驚異的な性能を発揮する。フランジ付きボディは強ねじれ溝を採用し、さらに溝面に特殊な磨き処理を施すことで、安定した切りくず排出性を実現している。これによって、特に切りくず排出が難しくなるL/D=5以上の深穴加工時に、抜群の切りくず排出性能を示す。

DrillMeisterは、加工能率の向上だけでなく、工具交換時間の大幅短縮、再研削にかかわる費用を0にできるなど、トータルの加工コスト削減に大きく貢献する。

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