日立建機入社式訓示「まずは基本をしっかりと身につけること」

日立建機(社長:辻本勇一氏)の入社式は4 月21日 、同社土浦工場にて行われた。社長訓示の要旨は以下のとおり。

① 当社を取り巻く事業環境は、デフレ脱却に向けた経済政策の下、少しずつ改善してきているが、世界経済に目を向けると、依然として不透明な状況が続いている。しかしながら、建設機械需要は中長期的には成長していくことは間違いなく、当社が勝ち残っていくためには、全従業員が危機感を持って、諸課題の克服に取り組んでいくことが必要不可欠である。前向きな気持ちをもって、一日も早く当社発展の頼もしい担い手として活躍してほしい。

② 基本がなければ、必要な技術や知識を体系立てて身に付けることができず、将来の成長は望めない。まず基本をしっかりと身に付けること。そして、何か行動しようとする時には、それが本質的に正しいことなのか、自分のためだけではなく、周りの人のためになるのか、社会のためになるのかを常に考え、社会人としての義務と責任を果たし、良識ある人間として正しい道を歩んでもらいたい。

③ お客様を第一に考え、お客様のニーズや困りごとに対し、常にスピード感をもって対応すること。世界中のお客様にとって、当社が身近で頼りになるパートナーとなれるよう、職場の仲間全員で自由な発想や知恵を出し合って、取り組んでもらいたい。

④ 日立建機の社員として第一歩を踏み出すにあたり、先輩達が築いてきた「Kenkijinスピリット」を貫く3つの思想、すなわち「Challenge(チャレンジ精神)」「Customer(個客志向)」「Communication(風通しの良さ)」を十分理解し、身に付け、これを遺憾なく発揮して、各々の職場で伸び伸びと、積極的に活躍してほしい。

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