3月分工作機械受注総額は1283.0億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた3月分の受注実績は以下の通り。
2014年月3月分工作機械受注総額は、1283.0億円(前月比+25.8%・前年同月比+41.8%)となった。受注総額は、7カ月連続の1000億円超で、期末効果に加え、スポット受注もみられたことから、33カ月ぶりの1200億円超。
内需は年度末効果もあり、前月比は4カ月ぶりの増加。前年同月比は9カ月連続増加。一方、外需の受注額は期末効果に加え、複数のスポット受注により前月比3割を超える増加。初の900億円超えで史上最高額を更新した。今後は国内の各種政策効果の顕在化に加え、海外経済も回復が見込まれ宇、今後の動向を注視。
【3月分内需】
378.8億円(前月比+11.4% 前年同月比+12.7%)。
■内需総額
・前月比4カ月ぶり増加、前年同月比9カ月連続増加。
・年度末の期末効果もあり、3カ月ぶりの350億円超。
・消費増税前の駆け込みの反動や、補助金の採択待ちによる受注先送りもみられる。。
① 一般機械 124.7億円(前月比+10.8% 前年同月比△0.6%)
うち金型 20.7億円(前月比+14.9% 前年同月比△2.5%)
② 自動車 135.4億円(前月比+8.6% 前年同月比+46.1%)
うち部品 101.6億円(前月比+24.2% 前年同月比+54.4%)
③ 電気・精密 32.6億円(前月比+33.5% 前年同月比△1.0%)
④ 航空機・造船・搬送用機械 17.7億円(前月比+9.0% 前年同月比+19.8%)
【3月分外需】
904.2億円(前月比+33.0% 前年同月比+58.9%)。
■外需総額
・前月比は2カ月連続増加 前年同月比は5カ月連続増加。
・初の900億円超えで、史上最高額を更新(従来2011年6月:868.9億円)
・アジアのスポット受注がさらに拡大し、北米でも高水準の受注。
① アジア:496.7億円(前月比+60.5% 前年同月比+103.6%)
・東アジア:417.1億円(前月比+82.6% 前年同月比+152.5%)
〈中国〉:374.3億円(前月比+107.5% 前年同月比+194.3%)
・その他アジア:79.6億円(前月比△1.8% 前年同月比+1.0%)
〈タ イ〉:31.3億円(前月比△18.9% 前年同月比+29.1%)
〈インド〉:19.5億円(前月比+42.7% 前年同月比+9.5%)
② 欧州:152.1億円(前月比△1.0% 前年同月比+30.9%)
〈ドイツ〉:48.8億円(前月比+4.0% 前年同月比+27.3%)
③ 北米:241.4億円(前月比+16.3% 前年同月比+21.3%)
〈アメリカ〉:205.3億円(前月比+6.3% 前年同月比+23.9%)