4月分工作機械受注総額は1218.8億円 日工会

日本工作機械工業会がまとめた4月分の受注実績は以下の通り。
2014年月4月分工作機械受注総額は、1218.8億円(前月比△5.0%・前年同月比+48.7%)となった。受注総額は、8カ月連続の1000億円超。2カ月連続の1200億円超えとなった。内需は前月の反動減が見られたが外需が引き続き工長。

内需は前月の期末効果の反動で前月比2カ月ぶりの減少。一方、前年同月比は10カ月連続増加で堅調な動き。外需は、史上最高額を更新した前月に次ぐ史上2番目の高水準となった。引き続き、中国の電気・精密向け大型スポット受注有り。今後は内需、外需とも回復基調で推移するものと思われるが、中国の電気・精密向けスポット受注の動向も注視。

【4月分内需】
348.6億円(前月比△8.0% 前年同月比+27.8%)。

■内需総額
・前月比2カ月ぶり減少、前年同月比10カ月連続増加。
・前月の反動減も見られ、2カ月ぶりの350億円割れ。
・国内は、足元堅調に推移しており、各種政策効果の発展に期待。

① 一般機械  143.5億円(前月比+0.6% 前年同月比+31.5%)
  うち金型   14.7億円(前月比△29.0% 前年同月比+1.8%)

② 自動車   119.0億円(前月比△12.1% 前年同月比+24.6%)
  うち部品   92.2億円(前月比△9.2% 前年同月比+63.1%)

③ 電気・精密 33.4億円(前月比+2.6% 前年同月比+33.3%)

④ 航空機・造船・搬送用機械 11.5億円(前月比△35.2% 前年同月比△10.2%) 

【4月分外需】
870.3億円(前月比△3.8% 前年同月比+59.0%)。

■外需総額
・前月比は3カ月ぶり減少。前年同月比は6カ月連続増加。
・史上最高額を記録した前月に次ぐ、史上2番目の受注。
・欧州、北米の回復基調にアジアのスポット受注が加わり、高水準の受注が継続。

① アジア:453.1億円(前月比△8.8% 前年同月比+81.8%)
・東アジア:383.7億円(前月比△8.0% 前年同月比+127.4%)
〈中国〉:326.8億円(前月比△12.7% 前年同月比+161.2%)
・その他アジア:69.4億円(前月比△12.8% 前年同月比△13.8%)
〈タ イ〉:23.8億円(前月比△23.9% 前年同月比△23.9%)
〈インド〉:13.4億円(前月比△31.4% 前年同月比△26.3%)

② 欧州:168.3億円(前月比+10.6% 前年同月比+75.4%)
〈ドイツ〉:53.3億円(前月比+9.1% 前年同月比+78.4%)

③ 北米:232.0億円(前月比△3.9% 前年同月比+22.2%)
〈アメリカ〉:211.8億円(前月比+3.2% 前年同月比+22.1%)

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