「IGA INNOVATION DAYS 2014」が盛況のうちに閉会

会場内の様子
会場内の様子
5月21日(水)~24日(土)の4日間、DMG森精機が同社伊賀事業所で開催した「IGA INNOVATION DAYS 2014」は6,600名が来場し、盛況のうちに幕を閉じた。

今回は、新開発のオペレーティングシステムCELOS を搭載した新デザインコンセプト機や、プレミアムパートナーシップを締結したポルシェ(ドイツ)がFIA世界耐久選手権に出場する「ポルシェ919 ハイブリッド」も展示し、会場は連日活気に満ちあふれていた。
会場では、アジア初出展となり、新デザインコンセプト機のCNC旋盤NLX4000とNLX3000を含む計42台の最新鋭の工作機械を展示し、自動車、航空機、建設機械、医療機器、金型、エネルギー産業などあらゆる業種の最新の加工事例を紹介した。

CELOSを搭載した新デザインコンセプト機の展示コーナーでは、同社の基幹機種であるX ClassからNLX、NVX、NHX、NZXを12台展示し、特にCNC旋盤NLXシリーズは、チャックサイズ6インチから18インチまでのサイズ別にユーザーの用途に沿った7機種を展示。NLXシリーズは、最高回転速度が10,000min-1と進化したBMT®(ビルトインモータ・タレット)搭載の刃物台を装備しており、マシニングセンタに匹敵するパワフルなミーリング能力を活かしたアルミの小径部品加工から油井管など大径ワークの高速切削のデモ加工を通じて、生産性向上に貢献するソリューションを展開していた。

工場見学の様子
工場見学の様子
また、新開発のCELOSは、モニタサイズ108インチの「BIG CELOS」を展示し、迫力ある画面とタッチパネルによる操作を来場者に体験させるなど内容豊富な展示会であった。

新たに開設したエクセレンスセンタでは、「Automotive (自動車産業)」、「Aerospace (航空機産業)」、「Medical (医療分野)」の3分野に特化した機械の展示では、ユーザーの加工に直接関係する機種を加工事例や、治具の搭載事例、搬送システムの導入事例や生産効率をアップするさまざまなアプリケーションを提案するなどした。これらの効果により、同社では多くの受注に結びついた。

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