タンガロイが『EcoTurn(エコターン)』『ZF/ZM』チップブレーカを拡充

タンガロイ(社長=木下 聡氏)は、小型化により経済性に優れたEco(エコ)インサートシリーズ『EcoTurn(エコターン)』に、切りくず処理性に優れる『ZF/ZM』チップブレーカを追加し、全国で発売を開始した。

既に市場へ投入しているEcoTurnは、切削性能に関与するチップブレーカ諸元、およびインサート厚みが一般的に使用されているインサートサイズと同じ小型インサートでありながら、切込み3.0mm以下でも一般的に使用されているインサートと同等の切削性能が得られるように設計されており、多くの一般旋削加工領域でも問題なく利用できる。特に、通常使用されているダウンサイズインサートは一般的に使用されているインサートサイズよりも厚みが薄いのに対し、EcoTurnはインサートの厚みを同じにすることで同等の耐欠損性を維持している。

さらに、インサート体積を大幅に削減することで、一般的に使用されているインサートの標準価格より安価な設定が可能となり、実際に使用される生産ラインの工具費低減に寄与できるシリーズとなっている。

今回、特に倣い加工やR形状加工時に優れた切りくず処理性を発揮する『ZF/ZM』チップブレーカを拡充発売することで、既に発売済であるメインブレーカシリーズ『TSF/TM』チップブレーカと合わせ、鋼加工のあらゆる領域に対応することが可能となり、加工現場の生産性向上に貢献する。

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