6月分工作機械受注総額は1276.4億円 日工会

日本工作機械工業会がまとめた6月分の受注実績は以下の通り。
2014年月6月分工作機械受注総額は、1276.4億円(前月比+5.9%・前年同月比+34.1%)となった。受注総額は、4カ月連続の1200億円超。1000億円超は10カ月連続外需が高い水準を維持し、内需も7カ月ぶりの400億円超。

内需は政策効果などもあって、7カ月ぶりの400億円超。リーマンショック以降の最高額。
外需は4カ月連続の800億円超と高水準の受注が継続。欧米は堅調で、引き続き中国で電気・精密向けのスポット受注有。
今後も内需、外需とも回復基調で推移すると見込まれるが、中国の電気・精密向けスポット受注の動向も注視。

【6月分内需】
426.6億円(前月比+16.2% 前年同月比+33.1%)。

■内需総額
・前月比2カ月ぶり連続増加、前年同月比12カ月連続増加。
・7カ月ぶりの400億円超。リーマンショック以降の最高額従来:2013年9月(422.8億円)>
・国内は、政策効果が顕在化しつつあり、今後も堅調に推移するものと期待。

① 一般機械  167.7億円(前月比+20.5% 前年同月比+36.1%)
  うち金型   21.0億円(前月比△2.1% 前年同月比+4.4%)

② 自動車   159.7億円(前月比+15.4% 前年同月比+60.2%)
  うち部品   114.0億円(前月比+33.6% 前年同月比+115.3%)

③ 電気・精密 34.2億円(前月比+7.4% 前年同月比+35.6%)

④ 航空機・造船・搬送用機械 15.9億円(前月比+49.4% 前年同月比△30.9%) 

【6月分外需】
849.8億円(前月比+1.4% 前年同月比+34.6%)。

■外需総額
・前月比は3カ月ぶり増加、前年同月比は8カ月連続増加。
・4カ月連続の800億円超。
・堅調な欧州、北米市場にアジアのスポット受注が加わり、高水準の受注が継続。

① アジア:427.2億円(前月比△3.8% 前年同月比+70.9%)
・東アジア:348.1億円(前月比△10.9% 前年同月比+103.4%)
〈中国〉:298.2億円(前月比△10.8% 前年同月比+140.0%)
・その他アジア:79.1億円(前月比+47.6% 前年同月比+0.4%)
〈タ イ〉:20.9億円(前月比+15.0% 前年同月比△28.7%)
〈インド〉:23.9億円(前月比+65.4% 前年同月比+75.7%)

② 欧州:161.7億円(前月比△2.3% 前年同月比+26.7%)
〈ドイツ〉:45.8億円(前月比△20.0% 前年同月比+25.9%)

③ 北米:233.5億円(前月比+12.6% 前年同月比△1.8%)
〈アメリカ〉:205.5億円(前月比+7.03% 前年同月比△6.3%)

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