タンガロイがMillLine新ラジアスカッタ『FixRMill』(フィックスアールミル)『TRP10,ERP10,HRP10形』拡充

タンガロイ(社長=木下聡氏)は、新世代のラジアスカッタ『FixRMill』(フィックスアールミル)を拡充し、2014年8月18日より全国で発売を開始する。

FixRMillは、5軸加工機や複合加工機での複雑形状部品の荒加工に最適なラジアスカッタである。

複雑形状部品を5軸加工機や複合加工機で加工する場合、切込みが変動しやすいため、丸駒インサートを使用するラジアスカッタが適している。一方でこの加工方法では、切削抵抗がインサートの締付けねじを緩める方向に作用する場合があり、安定加工の妨げになる。これを防止するために、FixRMillはインサート底面の星形の凹部と、カッタボディのインサート座面に設けた凸部とを組み合わせた独自の回転防止機構を採用している。

FixRMillは既に2種類のインサートサイズRPMT12形(コーナ半径= 6 mm)、RPMT16形(コーナ半径= 8 mm)のシリーズを発売しているが、今回、コーナ半径= 5 mmのRPMT10形インサートと、それに適合するカッタボディを拡充した。これにより、小型の部品加工にも対応できるシリーズとなった。さらに、今回モジュラタイプのHRP形カッタヘッドシリーズも追加した。HRP形カッタヘッドは、幅広いバリエーションを誇るTungFlex(タングフレックス)ホルダシリーズと組み合わせることで、最適な工具長や加工条件の設定が可能となる。

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