ヤマザキマザックが生産性をさらに向上させたレーザ加工機のベストセラー 「SUPER TURBO-Xシリーズ」の販売を開始
ヤマザキマザックはレーザ加工機のベストセラー機SUPER TURBO-X マークⅢシリーズに代わり、生産性をさらに向上させた新シリーズSUPER TURBO-X 2412、3015、4020の3機種の販売をこのほど開始した。
SUPER TURBO-X シリーズは、1994年の発表以降、マークⅡシリーズ、マークⅢシリーズへと製品強化され、全世界の顧客から高精度、高生産性、接近性や作業性の良さなどで好評を得ているベストセラー機。新シリーズは、新開発のNC装置MAZATROL PREVIEW 3を搭載し、早送り速度を約2倍にアップさせるなどで生産性をさらに向上させている。
UPER TURBO-X 2412、3015、4020の特長
1.高生産性。
(1)新NC装置MAZATROL PREVIEW 3を搭載し、薄板高速加工において高速・高精度制御により生産性約10%向上。
業界最速CPU内蔵の新開発NC装置搭載により、高速・高精度制御、最適加減速制御やレーザ発振指令の応答性を向上させることで、従来機に比べて薄板高速加工において生産性を約10%向上する。
(2)テーブル駆動タイプでは、トップクラスの早送り速度。
早送り速度が、従来機に比べ約2倍にアップした。
・SUPER TURBO-X 2412 : 50m
・SUPER TURBO-X 3015 : 50m
・SUPER TURBO-X 4020 : 36m
(注)上記はいずれも、X,Y軸の早送り速度
(3)段取り作業を自動化する数々の機能を標準装備。
ノズルチェンジャ、レンズ焦点距離自動測定及び補正システム、ノズルの自動清掃、オートキャリブレーション機能(倣いの自動設定)、サーボフォーカス機能。
(4)加工時間の短縮や加工不良の発生を監視する機能を搭載。
ピアシング検知、バーニング検知、プラズマ検知。
2.高機能。
1) テーブル全域で均一な切れ味を可能とする光路長一定構造を採用。
主な仕様
販売価格は以下のとおり。
・SUPER TURBO-X 2412 2.5kW 51,800千円 (税別)
・SUPER TURBO-X 2412 4kW 55,700千円 (税別)
・SUPER TURBO-X 3015 2.5kW 52,900千円 (税別)
・SUPER TURBO-X 3015 4kW 56,900千円 (税別)
・SUPER TURBO-X 4020 2.5kW 65,100千円 (税別)
・SUPERTURBO-X 4020 4kW 67,300千円 (税別)
なお、同社では販売台数をSUPER TURBO-X 2412、3015、4020 の3機種合計で60台/年を目標としている。