10月分工作機械受注総額は1,337.0億円 日工会

日本工作機械工業会がまとめた10月分の受注実績は以下の通り。
2014年月10月分工作機械受注総額は、1,337.0億円(前月比△1.4%・前年同月比+30.8%)となった。受注総額は、前月比減少ながら2カ月連続の1,300億円超。1,000億円超は14カ月連続。内外需とも堅調な動きが継続。

内需は5カ月連続の400億円超。期末だった前月から減少したものの、政策効果等により、高水準の受注が継続。外需は5カ月連続増加で、8カ月連続の800億円超。850億円超も4カ月連続。北米が堅調で、アジアもスポット受注が継続。今後も内需、外需とも回復基調で推移すると見込まれるが、国内景気やアジアの電気・精密向けスポット受注の動向を注視。

10月分内需

449.1億円(前月比△8.6% 前年同月比+16.2%)。

・前月比2カ月ぶり増加、前年同月比16カ月連続増加。
・前月の反動減で減少するも、5カ月連続の400億円超で本年2番目の高水準。
・期末効果が継続し、中小企業でも設備投資に前向き。展示会効果も一部含まれる。

① 一般機械  192.2億円(前月比△3.0% 前年同月比+31.2%)
  うち金型   27.7億円(前月比+2.3% 前年同月比△4.7%)

② 自動車   139.5億円(前月比△2.7% 前年同月比+11.7%)
  うち部品   110.4億円(前月比+6.9% 前年同月比+13.6%)

③ 電気・精密 41.9億円(前月比△20.6% 前年同月比+32.0%)

④ 航空機・造船・搬送用機械 16.3億円(前月比△32.9% 前年同月比△16.6%) 

10月分外需

887.9億円(前月比+2.8% 前年同月比+39.7%)。

・前月比は5カ月連続増加、前年同月比は12カ月連続増加。
・8カ月連続の800億円超。高水準の受注が継続。
・中国が減少したが、その他アジアでスポット受注が拡大。北米も好調持続。

・アジア:451.5億円(前月比+5.7% 前年同月比+74.2%)
・東アジア:256.8億円(前月比△12.0% 前年同月比+54.4%)
〈中国〉:176.0億円(前月比△25.5% 前年同月比+42.8%)
・その他アジア:194.7億円(前月比+44.0% 前年同月比+109.6%)
〈タ イ〉34.3億円(前月比+18.4% 前年同月比△29.5%)
〈その他〉:139.7億円(前月比+73.6% 前年同月比+395.2%)

① 欧州:145.9億円(前月比△0.8% 前年同月比△3.2%)
〈ドイツ〉:41.4億円(前月比△11.5% 前年同月比+16.7%)

② 北米:268.6億円(前月比△2.9% 前年同月比+27.3%)
〈アメリカ〉:226.4億円(前月比△10.7% 前年同月比+27.3%)

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