金型の日記念式典を開催 日本金型工業会

あいさつする牧野日本金型工業会会長
あいさつする牧野日本金型工業会会長
日本金型工業会(会長=牧野俊清氏)が11月25日、「第41回 金型の日」記念式典をホテルインターコンチネンタル東京ベイで開催し、永年勤続優良従業員の表彰を行った。

加藤忠郎副会長(日進精機社長)の開会宣言のあと、金型の日を迎えるにあたって、牧野会長が日頃の感謝の意を表したあと、「金型を取り巻く環境は厳しい一方、伸びていく可能性を秘めている。先日、国宝展に足を運んだが、国宝は昔も素晴らしい技術でつくられている。考えてみると、われわれの周りも素晴らしいデザインの車があり、素晴らしい携帯電話、電子機器がある。昔の国宝も素晴らしいが現代の国宝も使うという意味では素晴らしいものだ。今の文化は国宝をつくるように日夜努力をしている皆様には敬意を表している。金型に関しては、本年、新金型産業ビジョンを作成した。その中で、営業力、海外展開、周辺分野への事業展開をキーワードにしながら人材育成、技術研究開発、連携・提携の推進を挙げている。先週、ポルトガルの金型工業会の方にお会いしたが、ここで連携という言葉が出てきた。ポルトガルの金型産業も非常に伸びてきていると聞いた。競争ではなく、連携・協調で技術を高め、産業としてグローバル環境に関する情報を共有しながらやっていくということでもある。皆様のお力添えを頂きながら、日本の金型産業がさらに発展していくようにお願いをしたい」とあいさつをした。

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