セコ・ツールズが粗加工用と小径 4 枚刃エンドミルを Jabro®(ジャブロ) 製品ラインに追加

セコ・ツールズはこのほど16mm と 20mm 径の Jabro-HPM JHP951 粗加工エンドミルと、Jabro-Mini JM905 と JM920 小径エンドミルに 4 枚刃デザインを追加した。新製品の追加により、同社のプレミアム超硬ソリッド工具の機能がさらに拡張される。

これまで 3 枚刃と 5 枚刃のタイプのみを取り揃えていたが、新しい 4 枚刃の JHP951 エンドミルは、カーブしたねじれ形状、不等間隔フルート、特別な刃溝設計が特長。鋼や鋳鉄などの一般的な被削材で、優れた粗加工機能を発揮するだけでなく、不安定な加工条件でも高い切り屑除去率を実現する。

また、5 枚刃バージョンと比較して、4 枚刃の JHP951 は切削力が低いため、切り屑排出のための空間確保されるため、すべての加工環境で最大 1.5 x D の深いポケット加工や溝加工の信頼性が増す。工具は直径 16mm と 20mm がある。

近年、医療および歯科分野でフルート数が多く精度の高い小径工具需要が高まっている背景を受け、このほどJabro-Mini JM905 と JM920 エンドミルに 4 枚刃バージョンを追加した。小型で高い rpm の工作機械用に設計された 4 枚刃のJM905 と JM920 は、インプラント生産で使用されるコバルトクロムやチタンなどの硬い被削材も高い効果で加工する。この工具の強度と安定性は、医療や歯科治療のラボでの、常に変化する切り屑厚さにも対応できる。JM905 と JM920 エンドミルは、これまで特殊な工具でしかできなかった 0.1~2.0mm 径に対応し、標準寸法を基準に最大 16 x D まで突出し部を延長できる。

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